・アルティメットのルールは?
こんな方にオススメの記事です。
あなたは、「アルティメット」を知っていますか?まだまだ多くの人には知られていないフライングディスク(=フリスビー)を使用した競技です。
今回は、そんなアルティメットとはどういったものなのかを解説したり、基本的なルールについて紹介したりしていきます。
アルティメットとはフライングディスクを使った競技
アルティメットという競技には、フライングディスクを用います。子どものころに遊んでいたあのフライングディスクに触れることができるスポーツです。
まずは、アルティメットとはどんな競技なのかについて、くわしく解説します。
アルティメットの歴史について
フライングディスク競技を統括する日本フライングディスク協会のホームページによると、アルティメットは、1968年にアメリカの高校生が考えた競技であることが書かれております。
また、アルティメットは、フライングディスクを使うため、他にはない投げる力・走る力・跳ぶ力が求められます。そのため、究極(アルティメット)という名前が付けられております。
アルティメットの競技人口
日本フライングディスク協会によると、日本国内の競技者数は年々増加しています。ちなみに、2019年2月28日時点の競技者数は、過去最高の5083人となっています。
世界における競技人口も増加してきているため、今後も増えていくことが見込まれます。
フライングディスクを使った多くの競技のうちの1つ
フライングディスクを使った競技は、たくさんあります。例えば、ゴールにディスクを入れるまでの枚数の少なさを競う「ディスクゴルフ」や、ディスクのコントロールの正確さを競う「アキュラシー」などがあげられます。
このようなフライングディスクを使った多くの競技のうちの1つが「アルティメット」です。アルティメットは、フライングディスクを使った競技の中でも、競技人口が多いのが特徴です。
アルティメットの簡単なルールをご紹介
次は、そんなアルティメットのルールについて、簡単にご紹介していきます。
アルティメットの基本的なルールについて「試合の流れ」「勝敗について」「反則について」といった視点からご紹介していきます。
試合の流れについて
出典:WFDF WUGC 2012
参照:http://wugc2012.japanultimate.jp/japanese
アルティメットの試合は、まず、オフェンスとディフェンスにチームごとに分かれます。そして、オフェンスはディスクを落とさないように、味方同士パスをつないでいき、エンドゾーンと呼ばれる場所の中でディスクをキャッチすると得点されます。
また、得点が入るとオフェンスとディフェンスが入れ替わります。また、パスカットされたり、コート内からディスクが出た場合も交代が必要です。
勝敗の決まり方
勝敗のつき方は、試合によってさまざまです。得点としては、15点・17点・21点先取の場合や、時間制の場合があります。
ちなみに、世界国際大会では、17点先取したチームが勝利となります。しかし、おもに、試合ごとや大会ごとに独自に設定する場合が多いです。
アルティメットにおける反則行為
アルティメットは、セルフジャッジ制が取り入れられています。そのため、反則行為をしっかりと覚えておく必要があります。
アルティメットの代表的な反則行為としては、身体接触してしまう「ファール」や、ディスクを10秒以上持ってしまう「ストーリングアウト」、敵のディスクを奪い取ってしまう「ストリップ」などが挙げられます。
アルティメットの魅力とは?
アルティメットには、他のスポーツにはないさまざまな魅力を持っています。例えば、フライングディスクの飛行特性による魅力や、まだあまり世に広まっていないからこその魅力があったりします。
次は、そんなアルティメットの魅力についてのご紹介をしていきます。
アルティメットの試合は迫力がある
アルティメットは、必死にフライングディスクを取り合います。そのため、上から落ちてくるディスクを、必死に上でキャッチしようとしたり、落ちそうなディスクを必死で拾おうとします。
フライングディスクは滞空時間が長いため、いっけん離れていると思っていても、追いかけるとキャッチできたりします。そうして一生懸命ディスクを追う姿は、迫力があります。
世の中にはまだまだ広まっていない
アルティメットは、野球やサッカー、テニスなどと比べ、世の中にまだ広まっていないです。しかし、広まっていないからこその魅力があったりします。
まだまだチーム数が少ないからこそ優勝を目指しやすかったり、アルティメットを通じて全国に仲間ができたりします。
アルティメットの難しいところとは?
いざアルティメットを始めてみると、もちろん苦労するポイントもあります。特に、「投げ方」や「動き方」についてです。
では具体的に、どのように苦戦してしまうのでしょうか。そして、それはどう乗り越えたら良いのでしょうか?
次に、アルティメットを始めたときにつまづくポイントを、解決策とともに紹介していきます。
ディスクがまっすぐ飛ばない
おそらく、慣れないうちは、ディスクをまっすぐ飛ばすことができません。そして、多くの人はそこにつまづいてしまいます。
アルティメットにおいてディスクをまっすぐ投げることは重要となるため、上手になっていく必要があります。スローはとにかくたくさん練習して、何回も投げることでフライングディスクの投げ方のコツを知っていくことが必要です。
下記は、投げ方を知りたい方へのおすすめの記事です。
試合での動き方がわからない
いざアルティメットの試合をやってみると、どんな動きをしたらいいのかわからなくなる場合があります。それは、アルティメット特有の動きが必要であるからです。
どんな試合でも、勝てないと楽しくありません。試合でどういった動きをすればいいのかを意識して練習していくことが求められます。
まずはアルティメットを気軽にやってみよう
アルティメットで使用するフライングディスクは、友達と気軽に遊んだり、親子で投げ合ったりすることができます。
また、フライングディスクは、誰かと投げ合うだけで楽しくなってくるものです。これを機会に、一度やってみてはいかがでしょうか?
また、このブログでは、アルティメットについてのノウハウなどを発信しています。アルティメットについて詳しく知ってみたい方はぜひ、のぞいてみてください。
参考サイト
出典:WFDF WUGC 2012
参照:http://wugc2012.japanultimate.jp/japanese/
出典:JFDA アルティメット/Ultimate
参照:https://www.jfda.or.jp/introduction/ultimate/
出典:日本フライングディスク協会 2019アルティメット簡略説明資料
参照:https://www.jfda.or.jp/web/wp/wp-content/uploads/2020/03/2019UltSimpleGuide.pdf
出典:アルティメットって何?|sposhiru
参照:https://sposhiru.com/
出典:アルティメットとは?|rising-ultimate
参照:https://rising-ultimate.com/what-is-ultimate/