・基礎練習「スクエア」について知りたい!
・詳しい練習方法について知りたい!
スクエアの歴史
スクエアは、限られたスペースでウォーミングアップをしたい!という想いから考えられた練習メニューだと言われています。
現在では、ほとんどのチームで取り入れられている練習です。
スクエアの練習方法とは?
スクエアの具体的な練習方法は、非常に簡単です。そんなスクエアの練習の流れについて4つのステップにわけてご紹介していきます。
四角形を作る
まずは、頂点にディスクやマーカーコーンを置き四角形を作ります。この四角形を基準として練習を開始します。
長めのスローを練習したい場合は1辺を長くし、短めのスローを練習したい場合は1辺を短くします。
各頂点に均等に選手を配置する
次に、各頂点に均等に選手を配置します。
また、人数が多い場合は2つ以上の四角形を作るのがおすすめです。1人ずつパスを回していくため、人数が多すぎると長い待ち時間が発生してしまいます。
交代しながらディスクを回す
ある1人が頂点から1人ずつ左右どちらかの頂点方向へ走り出した後、隣の頂点との中間付近でディスクをキャッチし、次に走り出している人へ投げる動作を行います。
1連の動作が終わったら、その人は走り出した方向の頂点にいる選手の最後尾につき、次の順番を待つこととなります。
スクエアを練習するメリットとは?
スクエアは、前述のような流れとなっています。そんなスクエアの練習を取り入れるとどんなメリットがあるのでしょうか。
続いて、スクエアを練習するメリット3つを、1つずつ簡単に紹介していきます。
基本的なプレーを含んでいる
スクエアは、ディスクを投げることやキャッチすること、走ることなど、基本的なプレーを含んでいます。そのため、基礎的な動きを確認したり自分の状態を確認できたりする練習メニューとなります。
全てのプレーを見渡せる
全員が四角形の内側を向き、全体を見渡せる構図の練習となっています。そのため、誰がどんなスローを投げるのかが把握できたり、その日の調子を確認することができます。
ある程度の緊張感が持てる
1つ1つのプレーが全員から見られているので、試合と同じような緊張感を持つことができます。プレッシャーがかかって、力が入れすぎたり動きが小さくなったりしないようい工夫が必要です。
スクエアの練習で意識すること
スクエアが効果的な練習になるかは、個人の意識の差によって異なります。そのため、自分なりに何かしらの意識を持って臨む必要があるでしょう。
前提として、このスクエアの練習では、どんなことを意識すると良いのでしょうか。意識したいポイントを3つご紹介します。
確実にキャッチして投げる
スクエアは、アルティメットの基本となる「ディスクをキャッチして投げる」という動作の練習です。確実にこなしていけるように、丁寧に投げるといいでしょう。
取りやすい高さに投げる
相手がキャッチしやすくするためには、相手の胸の高さに投げる努力が必要となります。風に吹かれても飛んでいってしまわないように、しっかりと回転をかける意識を持ちましょう。
リードパスを投げる
次に投げる体勢を崩してしまわないように、リードへパスを出すことが重要です。最後のプレーではない限り、キャッチ後もプレーは進みます。そのため、キャッチしやすいリードへのスローを投げることが必要です。
スクエアの応用方法
スクエアは自由度の高い練習であるため、様々な応用をすることができます。次は、スクエアのメニューにどういった応用を利かせられるのかについてご紹介していきます。
走り方を変える
走り方を変えてみると、投げる側のスローの難易度が上がります。スタートのタイミングを早くしてみたり、走るスピードを上げてみたりするのも、レベルアップのきっかけとなるでしょう。
速く走るor遅く走る
ディスクの投げ方を変える
スクエアでは、様々なスローを投げる意識が必要となります。自由度の高い練習であるため、自分の苦手なスローを克服しようとしたり、得意なスローを極めようとするとレベルアップすることができるでしょう。
バックハンドorフォアハンド
カーブorまっすぐ
ディスクスピードを変える
意識的にディスクスピードを変えられると、試合になったときも投げたいスローを投げられることにつながります。相手にぶつけるような早いスローか、空間に浮かせるようなゆっくりのスローを投げ分けましょう。
スクエアを練習しレベルアップしよう!
スクエアは、アルティメットの基本となるような練習です。そのため、この記事で紹介したような練習のメリットや練習のポイントは理解しておくべきでしょう。
チームで練習するスクエアに対して自分なりの高い意識を持って臨み、選手としてレベルアップできるようにしましょう。