「高さ勝負は苦手だな…」
「身長が低いから上競りは避けよう…」
アルティメットをプレーするとき、このように不安を抱えている方は多いことでしょう。実際、身長の高い人は低い方に比べて手の届く範囲が広いため有利にはたらきます。
しかし、背の低い選手でも高さ勝負に勝っている方はいます。そこで本記事では、低身長でも上競りの重要性と高さ勝負で勝つ方法について紹介します。
紹介するポイントを押さえ、積極的に挑戦できるようになりましょう!
上競りは得点に直結する

上競りの局面は、得点に直結するため重要です。相手より早くディスクを取れば1点が入りますが、相手に取られれば1点を失ってしまいます。
また、試合の最後にも上競りでポイントが入ることがあります。そのような場合、高さ勝負は勝敗を左右する局面となるでしょう。
低身長でも勝つことは可能

上競りにおいて身長が高い人は有利にはたらきます。しかし、低身長の方でも上競りに勝つことは可能です。
上競りで勝つためのコツ

上競りはアルティメット特有の技術です。そのため、身につけるのは簡単ではないと言えるでしょう。
上競りで勝つためのコツは、主に次の4つが挙げられます。
- ジャンプできる高さを考える
- ディスクの軌道を予測
- 位置取りを考える
- 助走の方法を考える
次はそれぞれのコツについて詳しく紹介します。
ジャンプできる高さを把握する
まずは、自分のジャンプできる高さを把握することが重要です。ジャンプして腕を伸ばし、自分の最高到達点を理解しておきましょう。
ディスクがどこに落ちてくるのか予測ができていても、ジャンプ可能な最大限の高さを理解していなければジャンプ力を把握できません。
ディスクの軌道を予測
ディスクの軌道を予測してジャンプのタイミングを見計らいましょう。そのとき、風によって軌道が変わってくるので注意が必要です。
また、ディスクを離す瞬間にディスクをきちんと見ていると軌道を予測しやすくなります。ディスクを目で追いながら正確な予測を目指しましょう。
位置取りを考える
ディフェンスよりもディスク側に立つことで、先にキャッチしやすくなります。このような位置取りを考えることも上競りで勝つためのコツと言えるでしょう。
背の小さな選手でも位置取りによっては背の高い選手に勝つことが可能です。適切な位置取りをして得点につながるキャッチをしましょう。
助走の方法を考える
ただジャンプするよりも助走をつけた方がジャンプ力は上がります。そのため、上競りのときも助走をつけてジャンプしましょう。
しかし、助走によってジャンプすべき位置で飛べなかったりディフェンスをジャマしたりする場合は無理に助走をつける必要はないでしょう。
上競りでたくさん点を取ろう!

試合での上競りは直接得点につながる場面であるため、緊張してしまうこともあるでしょう。
本記事で紹介したようなコツをつかみ、自信を持って上競りができるようにしましょう。