バックハンドスローとフォアハンドスローのどちらが得意ですか?当メディアのインスタグラムアカウントは得意なスローについてアンケートを行いました。
調査によると、バックハンドよりフォアハンドが多いという結果が出ています。これは、バックハンドの苦手な人が多いことを表します。
得意なスローのアンケート調査
アルティメットテキストInstagramより
バックハンドスロー 9票
フォアハンドスロー 11票
本記事ではフォアハンドよりも多かったバックハンドスローが苦手な方に向けて、投げ方のコツや意識するポイントについて詳しく紹介します。
フォアハンドスローの投げ方について詳しく知りたい方は「【アルティメット】フォアハンドスローの投げ方のコツとポイント!」も読んでみてください。
そもそもバックハンドスローとは?

バックハンドスローの用語の意味についてはこちらの記事で解説しています。どのようなスローなのか理解していない方は、参考にするといいでしょう。
バックハンドスローについて詳しく知りたい方は、「バックハンドスローとは?用語の意味を解説|アルティメット辞書」も読んでみてください。
バックハンドスローの握り方のコツ

バックハンドスローの握り方には呼び名が存在しています。バックハンドスローの握り方は、主に次の2つです。
- バークレーグリップ
- クラシックグリップ
フォアハンドスローの握り方について詳しく知りたい方は、「【アルティメット】フォアハンドスローの投げ方のコツとポイント!」も読んでみてください。
バークレーグリップ
バークレーグリップは、バックハンドの握り方において最もオーソドックスな方法です。具体的には人差し指から小指を曲げて握ります。
Twitterで行った調査の結果からも、最もオーソドックスな握り方であることがわかります。
クラシックグリップ
クラシックグリップは主に初心者の握り方です。具体的には人差し指を伸ばしてディスクの側面に添えるように握ります。
この握り方は力は入りにくいですが、安定して投げられるという特徴があります。
バックハンドスローの投げ方のコツ

バックハンドスローはまず、投げる方の肩を投げる方向に向けて立ちます。そして、ディスクを握った後テイクバックしリリースしますが、そのときに、からだ全体を連動させる意識が重要です。
また、ディスクを離すときはドアをノックするようなイメージや、コマを回すイメージを持つといいでしょう。
バックハンドスローの注意点

バックハンドスローの注意点をあらかじめ知っておくと上達も速くなることでしょう。次は投げるときに意識したい3つの注意点について紹介します。
しっかりと握らない
まずディスクはしっかりと握る必要があります。なぜなら軽く握ってしまうとディスクを離すタイミングが安定しなくなるからです。
つまり、弱く握ってしまうと毎回違う投げ方になります。それを防ぐためにしっかりと力を入れて握ってから投げましょう。
踏み込んで投げる
バックハンドスローを上手に投げるには踏み込んで投げることが必要です。脚を使って投げることでディスクに力が伝わります。
ディスクに力を入れてディスクスピードを上げることはディフェンスに取られないために必要であるため、できる限り踏み込んで投げましょう。
肩が早く開かないようにする
肩が早く開かないように意識して投げることもバックハンドスローのコツの1つです。肩が早く開くとディスクへの力が逃げてしまいやすくなります。
特に身体の小さい人は効率的に身体を使うことが求められます。肩の開き方に注意して力強いスローを投げましょう。
バックハンドスローに抱きがちな勘違い
フライングディスクを親子で楽しむときはおそらく、バックハンドで投げ合っているイメージが強いことでしょう。公園でディスクを見かけるときも、ほとんどの人がバックハンドで投げています。
ですが、これまで何度も見て何度も投げているスローなので、癖がついてしまっている可能性があります。まずはそのような癖を治していくために、いくつかの抱きやすい勘違いを2つ紹介します。
- とにかく軽く握った方がいい
- フォアハンドよりもバックハンドの方が投げやすい
とにかく軽く握った方がいい
ディスクを握るときは、どのくらいの強さで握っていますか?おそらくスナップを効かすために弱く握る方ときちんと力を入れて強く握っている方がいることでしょう。
手首が固定されてしまわないよう注意が必要ですが、基本的にディスクは強く握りましょう。なぜなら軽く握ってしまうと常に安定したスローが投げられなくなってしまうからです。
フォアハンドスローよりも投げやすい
フォアハンドスローとバックハンドスローを比べたとき、今まで投げ慣れていない投げ方であるためフォアハンドの方が難しく感じます。しかし、バックハンドスローは何度も投げているからこそ癖がついてしまっていることがあります。
冒頭で述べたアンケート調査の結果のように、バックハンドが苦手という方も多くいます。そのため、バックハンドスローが上手くなるには、フォアハンドと同様に練習が必要となるでしょう。
バックハンドスローの練習方法

バックハンドスローの上達を加速させるには工夫した練習が必要です。次は具体的なスローの練習方法について3つ紹介します。
1つずつ実践することで自分に合う方法を見つけ、バックハンドスローをどんどん上達させましょう。
投げる方の肘を身体にくっつけて投げる
投げる方の肘をカラダにくっつけて投げるとディスクへの力の入れ方がわかります。なぜなら、カラダ全体を使わないと前に飛ばすことができないからです。
また、このような脇を閉めて投げる方法は上手な力の入れ方を知ることができます。脇を閉めながらできるだけ遠くに投げれるように練習しましょう。
ディスクの角度を変えカーブを投げる
ディスクをまっすぐ飛ばすためには水平に投げることが重要ですが、あえて角度を変えながら投げるとまっすぐ投げる感覚がつかめる場合があります。
カーブよりも先にまっすぐ投げられるようになる必要はありません。様々なカーブを試していく中でまっすぐ飛ぶ感覚を身につけましょう。
距離を変えて投げる
バックハンドスローの上達には、距離を変えて投げることも必要です。短い距離と長い距離の異なる投げ方を理解できるようにしましょう。
アルティメットの試合では距離の短いスローもあれば長いスローもあります。それぞれに対応できるよう備えておきましょう。
バックハンドスローのコツをつかもう!

バックハンドはフォアハンドとともによく使われるスローです。そのため、必ず習得しなければならない投げ方です。
本記事で紹介したポイントを押さえて上達し、フライングディスクを楽しんでいきましょう。